捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)引き続き再読しています、Vシリーズ。

今回、まさかS&Mの萌絵と国枝先生が登場するとは驚いてしまった。こういうクロスオーバー作品があったことなんて全く記憶になかったものです。なかなか粋なことをするなぁ。

てことは、本書に登場する保呂草さんはアラフィフくらいの年齢になるんだろうか? 思いっきりネタバレではあるけれど、文章だけ読む限りでは年齢まではよく分らないようになっているみたいだね。

【スポンサードリンク】


しかし、こうして見てみると、やっぱり萌絵と紅子さんってキャラ的に似ていると感じざるを得ない(劇中でも保呂草さんが5回は言っているけれど) お嬢様キャラなのはもちろんのこと、両者共に極度のミステリマニアという感じですな。

今回だって、萌絵は自分の知人が亡くなっているにも関わらず、推理に精を出すというマニアっぷりを発揮していることだし、完全に場慣れしているように見えて仕方がないものだ。

(心にプロテクトをかけているのだろうけど、傍から見たら非情に見えてしまう)


★S&Mキャラというインパクト
あと、今回は萌絵と国枝先生(あと、電話で犀川先生)が登場するというインパクトが強過ぎて、密室トリックがどうとかどうでもよくなってくるのが何とも言えないものです。

なんだかんだで、森作品ってキャラでもっていると思うので、こういった人気キャラが出て来ちゃうと、意識はそちらばかりに行ってしまう感じですな。

萌絵VS保呂草という構図にもなっていたことだし、新旧キャラバトルという感じで、その辺はなかなか面白かったように思う。


★どうしても胡散臭く見られる保呂草さん
それにしても、保呂草さんてまたしても犯人扱いにされていたけど、よっぽど胡散臭く見えてしまうのだね、周りからしたら。

TPOに合わせてちゃんとした格好はしているっぽいのに、それでも疑われてしまうという残念なお方。何かしら、そういったオーラが出ているということなのかもなぁ。

まあ、萌絵は特別そういったものを敏感に感じ取ってしまいそうな性格ではあるけれど。








Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

« »

Post Navigation