センゴク  4
今回は、センゴクが所属する秀吉隊全体の成長具合が見物という感じだったように思う。

初めは合戦があまりにも下手で、今思えばよくぞ天下統一まで果たしたなと思えてならない秀吉さん。だからこそ、誰もやりたがらない泥臭い仕事を押し付けられたりするわけだけど、それらを嫌とは言わずに黙々とこなしたからこそ多くの信頼を勝ち取れたのだなと、少し感慨深いものだ。

まだ、秀吉自体に百姓臭さが抜けきれていないというのも、心を許せる一因にもなっていたことでしょう、そんな気がする。

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そんな中で、浅井長政からの裏切りにあい、撤退を余儀なくされた織田軍。その殿(しんがり)部隊に抜擢された秀吉隊。それに伴い、センゴクのライバル的存在が救援に駆けつけるなど、なかなかアツい展開になっておりました。

すっごい漫画的演出で史実では無かったことなんだろうけど、これはこれば悪くない展開だったように思う。バトル漫画とかで敵が味方になる展開は非常に心躍らされるし、それと同じですな。


でも、現実的なことを言えば相当厳しい合戦。兵力差があり、逃げながらの戦いの上に、秀吉隊は元百姓という人間が多いという塩梅。殿(しんがり)部隊に抜擢 = 死を意味していたようだけど、ほんとよくぞ生き残ったなと思えてならない(相当数討ち死にしたらしい……)

ゲーム「戦国無双」でもこの撤退戦は描かれていたけれど、ここまで死が隣り合わせだったとは思いもよらなかったものだ。戦国無双はその名の通り無双出来ちゃうので、楽な戦いでありました。


浅井長政の小物臭がスゴイ
それにしても、本書の浅井長政って相当小物っぽく描かれていて驚いてしまう。妻のお市に尻に敷かれまくっているし、図体だけはデカくて小心者。全然イメージとは違っていたものだ。

「戦国無双」だと、信長を裏切った後に“天下取り”まで公言していたというのに……、史実的にはどういう性格だったのやら気になってしまう。

さらに言えば、お市の野心的な性格にもビックリさせられてしまった。信長亡き後に天下の実権を握るつもりだったとか、この辺も史実的にどうだったのだろう? ちょっと有り得なくないですかねぇ……。


なんだか、若干キャラクターの性格付けが鼻につき始めてきちゃったものだわ。




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