センゴク 5
ここ最近、少年漫画的な、友情・努力・勝利・熱血・正義・絆etc といったようなものが、どうにも受け付けなくなってきたものだ。

それが年齢を経てそうなってしまったのか、たまたま今がそういう時期なのか(メンタル的に)、いまいちよく分からないものの、ほんとそういったものが全然面白く感じなくて大変です。

本書は歴史をなぞった漫画ではあるけれど、少年漫画的な要素も多分にあるので、段々と鼻に付いてきてしまい萎えてしまいました……。

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「なんでこんなに過剰な演出をするのだろう?」とか、読みながら思ったりもするんだけど、まあ漫画だからね、そういったものがないと読者がついて行き難いというのは理解出来る。

でも、仲間の死をきっかけに“怒りのパワー”で武功を上げるというのは、ちょっといただけなかったものだ。その辺はもうちょっとリアリティを持って描いてほしかったかも……。


具体的には、主人公・センゴクが姉川の合戦にて、相手の先駆け大将である山崎新平を一騎討ちで破ってしまうわけだけど、「うわぁ~、なにこの流れ。陳腐過ぎだろ」とか思いつつ読み進めていたら、まさか史実通りの話であったとは衝撃でありました。

史実なら史実で、ちゃんとした理由付けがあって打ち破ったのだろうから、もっと別の描き方があったんじゃないか? と、思えてならない。

仲間の死により、怒りで士気が上がることもあるのかもしれないけれど(本来なら士気が下がることが多かった?)、いきなり馬上槍で立ち向かうという猪突猛進っぷりはいただけなかったものだ。


まあ、この熱い合戦のシーンにハマる人も多いことでしょう。そして、少し馬鹿だけど仲間想いで熱血感な主人公にいつもワクワクさせられる人も少なくないはず。

でも、僕はたぶん今のメンタル的に続けて読むのは無理そうです……。




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