へうげもの(11) (モーニングコミックス)なにやら段々と「世の中、金が物を言う」といった感じになりつつある模様。

大地震が起きてしまった後という事もあり、家屋の再建をするにしてもとにかくお金が掛かる。朝鮮出兵も続いていることだし、豊臣方の武士は相当に財を費やすはめに……。

こういった合戦に関連した出費って秀吉が全て賄っているかと思えば、ほとんど各自が用立てないといけなかったとは驚いたなぁ。まあ、それによって、地方の大名の力を削ぐという目的も秀吉にはあったのだろうけども。

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そんな中で、徳川家康は「豊臣を転覆せしむるには財力こそ要」と考え、金子により諸将に恩を売っていったらしい。彼の場合は出兵は免れ、日の本を守るという役割があったからこそ、大きな出費もなく財を蓄えられたということなのでしょう。

いよいよ家康の存在感が大きくなってきたものだ。彼自身、数寄は好まないまでも、お店への投資だけはしていたようで、ほんと抜かりないとしか言いようがない。

この辺が、古織との対立の伏線になっていきそうな気がしてならないですな。


★秀吉の最期
そして、ついに豊臣秀吉という巨星が落ちてしまった。10巻あたりから劣化の激しさが極まっていたので、そろそろヤバイなとは思っていたけれど、いよいよこの時が来てしまいましたか……。

(死のふちにあっても“付け髭”だけは付けたままというところがスゴイ)

最後、古織らが機転を利かせて「瓜畑あそび」を秀吉に見せるシーンは、なかなかの感動。普通に考えて有り得ないことなんだけど、なにか心に来るものがあるものだ。

それから、秀吉がおねね様のところへ向かう姿に思わずウルッときてしまう。やはり、彼が帰るべき場所はそこなんだなぁと、ちょっと感慨深かったです。


秀吉亡き後、家康、三成、茶々らの野心が見え隠れし出してきたので、これからずいぶん混沌としてきそうな予感。わび数寄だけじゃなく政治面も面白くなっていきそうだ。







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