シドニアの騎士 15
本書が最終巻だとは全く知らずに読み始めたので、「最終話 ガウナとの終戦」というタイトルには驚かされたものです。

かなた(落合)という存在がラスボス的な感じになっていくのだろうなと思っていたけれど、こうも早く決着が付いてしまうとは、ちょっと予想外だったかもしれない。でも、ラスボスを登場させておきながら何巻にも渡って引っ張るマンガも多い中、この決着の早さは評価されるべきところなのかも。

まあ、かなた自身、どこかに定住するところもなく宇宙空間を彷徨うしかないので、話を膨らませようがないというのもあるのだろうけど。

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そんな感じで、最終的な決着を付けるために、今回はとにかくバトル三昧という感じになっておりました。

かなただけじゃなく、沢山のシュガフ船も相手にしないといけないので、この上ないほどに最凶最悪な状況。相変わらず戦力に乏しいシドニア勢ということもあり、幾人かの天才に頼るほかなかったわけで。


そういったこともあり、主要人物の中にも負傷者が続出。さらには、シドニア自体がガウナに食われてしまうという、とんでもなく危機的状況が続くなどハラハラドキドキもののバトルだったように思う。

一般パイロットが操縦する衛人が束になったところで、かなたやガウナから手玉に取られてしまうという悲しい現実。この辺は下位互換の衛人だからなのか、パイロットの能力によるものなのか、その辺が気になるところです(たぶん両方だとは思うけど)


谷風の登場でアッサリ決着
しかしながら、主人公・谷風の登場でアッサリ決着。かなたも大シュガフ船も一撃で撃破みたいになっていたので、ちょっと拍子抜けしてしまった。

ま、その後の谷風が危機的状況に陥っているところを“つむぎ”が救うシーンが重要なのだろうけど、そこに至る過程である「かなたVS谷風」をもっとフィーチャーしてもらいたかったなぁ……。ラストバトルこそ、もっと丁寧に描くべきでしょう。

ほんと最後の方は、すごく駆け足で進行してしまっている感がある。残り何話で終了ってあらかじめ決まっていたのかもしれない。


後日談的なストーリーに驚愕
それにしても、最終話である後日談的なストーリーには驚かされてしまった。正直、つむぎが復活するところは予想出来たけれど、あの纈(ゆはた)の変わり様は何なんですか? 男性になっちゃったの? もしやイザナくんとカップルに?? ちょっと衝撃以外の何物でもないんですが。

谷風、つむぎ、イザナ、ゆはた、という4角関係だったのが、谷風&つむぎというカップルが出来上がったことで、残された2人に何かしらの友情以上のものが芽生えたということなの? すごい展開になったものだわ。

個人的には、2人にも幸せになってもらいたかったので、これはこれで有りっちゃ有りだけどね。あと、なにやら続編フラグみたいなものも示唆されていたけれど、ほんとにやるのか気になるものだ。


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