デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 1
久々にいにおの作品を読んでみる。ほとんど事前情報なしで読み始めたわけだけど、非日常が時間と共にあまりにも当たり前になってしまった世界、最早それすらが普通の日常になってしまった世界が描かれているわけか。

「ありがとウサギ」などのACジャパンCMっぽい絵柄や、A線汚染といったワードも出てくるし、明らかに3.11から影響を受けた作品なのでしょう。

震災で直接影響を受けなかった人からすれば、その日以降も変わらない日常がずっと続いていくわけだし、本作の主人公たちの姿というのもまたリアルに思えて仕方がなかった。


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非日常が起きる事を期待するのが本能
以下、劇中に語られる主人公の言葉。

大人の偉い人たちは、『あの日』から何もかも変わってしまったと言っていたけれど、私はむしろ、何も変わらないその日常が少し不満であって、でもそれはそれでひとつの幸せだったんだと、今となっては、そう思います

皆が皆、被害を受けているわけではないので、こういう感想を持つのも普通のこと。それぞれがそれぞれの日常生活、現実の中を生きているわけだから、それを精一杯生きていけばいいと思うんだ、言わずもがな。

ましてや、本作の主人公は非常に素朴な女子高生だもんなぁ。毎日がふわふわしていて、生きている事自体が冗談みたいだと感じるのも無理もない。

天地が引っ繰り返るようなことが起き、もっとすごい非日常が起きる事を期待するのが本能なのかもしれない、なんとなく。


平和ボケなんだよ、日本は!
そんな中で、予想はしていたけれど「平和ボケなんだよ、日本は!」といったようなワードも飛び出してくる、大人達の中から。

こういった発言をする人って、なぜこうも上から目線で言えるのかがほんと不思議でならないものだ。あなた自身は、ずーーーーっと危機感を持って生きてきたということなの? ほんとに!?

何かあると、すぐに他国を引き合いに出して日本を貶す発言をする人ってなんなんだろう。典型的過ぎる“自虐的な日本人” どういった土俵から発言しているのやら気になって仕方がないぜ、まったく。


それにしても、主人公の友達キャラ(おんたん)が、すんごいぶっ飛んだ性格をしているものだわ。このキャラがいるおかげでシリアスになり過ぎないのが良いのかもしれない。そういう意味では、相当な重要人物な気がする。










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