木曜日のフルット 6
それ町ロスで喪失感を味わっている時に、フルットの最新刊が発売。非常に良いタイミングだ。でも、フルットも年に1冊出るか出ないかのスパンなので、なかなか切ないものだけれど。

ちなみに、本書の帯には「それでも猫が居てくれる」という文言が書かれている。この辺は、「それでも町は廻っている」に引っ掛けている感じなのかな? 終了してしまったそれ町への餞(はなむけ)なのかもしれない、なんとなく。

そう、それ町が終わってしまっても、僕らのそばには猫(フルット)が居てくれる。そんな風に噛み締めながら読んでいこうじゃないか。


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それにしても、前巻の感想で「未来ガジェットに驚かされた」と書いたものだけど、今回も結構SF的なネタがそれなりに多かった印象を持ってしまう。


・宇宙船が惑星Xに着陸し、宇宙飛行士もその地に降り立つ。
・政府がスパイ猫を育成しようと画策。
・小学校の避難訓練に、ゾンビパニックやUFOからの襲撃が想定されている。
・コールドスリープ研究が成功。
・AIに関連して、ネコ型ロボットが登場。
・審判AI、スポーツ選手AIも登場(はたまた視聴者もAIに)


などなど、思いのほか現代よりも少し未来を行っている世界観なのかもしれない、本作って。作品の雰囲気自体は日常系という感じではあるんだけど、実はSF作品だったということか、なるほどね。


そんな中で、地縛霊やらカッパなんかも出てくるし、日常とSFだけじゃなくオカルト要素までごった煮になっている感じが面白さを醸し出しているのかもしれないなぁ。

要するに、面白ければ何でも有りということなのでしょう。色んな要素を惜しげもなく突っ込んでいる方がネタが尽きることもないだろうし、著者としても描きやすそうではあるものだ、なんとなく。

(なんか、SF&オカルトと聞くとゲームの「ペルソナ2」をつい想起させられるものの、作品の方向性が本作とはベクトルが違い過ぎですな、当たり前ではあるけれど)




どうでもいいけど、カッパちゃんの「カッパ○ツ」はヤバイだろ!


木曜日のフルット 6 (少年チャンピオン・コミックス)
石黒正数
秋田書店 (2017-03-08)
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