アルスラーン戦記(1) (週刊少年マガジンコミックス)なんだかんだで戦記物のマンガは面白い。戦争なので“裏切り”とかは当たり前だから、割とよくあるパターンが描かれてはいるものの、地に落ちたところからどのように這い上がっていくかという部分が非常に興味深いかも。

世間知らずな王子がいきなり戦場に投げ出され、もまれながらも強くなっていく様が小気味よい。主人公の成長物語という側面があるからこそ感情移入しやすいのでしょう。

(ま、日本の少年向け作品は、だいたいにおいて成長物語だとは思うけどね)

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今後、アルスラーンがアホ王子呼ばわりから、どのくらい大きな存在になるのやら気になってしまう。元々身分が高いというアドバンテージがあるので、平民出の主人公とかよりかは道を開きやすそうではあるけれど。

最初から有能な配下が付き従ってたりするし、落ち武者狩りみたいなのにやられる心配もなさそうだ。暗殺とかの心配だけしてればいいのかな? 十分そういう展開があってもおかしくない気がする。


★戦記物ファンタジーに宗教問題は付き物
それから、戦記物のファンタジーには付き物と言ってもいいのが、奴隷であったり宗教問題。まだまだ視野の狭い王子がどのようにしてこれらの問題に折り合いを付けていくのやら、全く想像もつかないんですが。

本作を読んでいるこちらにしたって様々な価値観に翻弄されるばかり。ましてや、その真っ只中に放り込まれた産まれたばかりの雛のような存在に一体何が出来るのだろう? むしろそんな存在に何かを期待する方がおかしい気がしてしまう。

自分の価値観を変えるのも大変であるし、相手に自分の価値観を押し付けるのもダメ。さらには、相手の価値観を自分の手で変えてやろうと考えるのは以ての外。どうなってしまうことやら……。


★なぜ王子が先頭集団に?
あと、どうでもいいけど、なぜアルスラーンは初陣の時に先頭集団の方にいたのだろう? 切り込み隊というか先遣隊というか、そんな危険な場所に王子を配置するとか理解に苦しむんですが。

初陣なんだから、まずはもっと後方に置かれてもおかしくないだろうに、なぜなんだ……。この辺も、カーラーンに策略だったというのかなぁ? まさかね。









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