アルスラーン戦記 2
ダリューンに続いて、ナルサスがアルスラーンの配下に加わったわけだけど、早くも武と智の万騎長クラスが2人も揃ったというわけか。ほんと、なんだかんだで恵まれている気がしてしまうね、王子って。

成長物語とはいえ、最初からかなりのアドバンテージがあるように思わなくもない。やはり、血統の成せる業なのかもしれないなぁ。

まあ、原作小説の「アルスラーン戦記」自体が80年代から始まったみたいだし、エンタメ主人公の血統主義というのは昔の方が顕著だったと思うのでさもありなん。その辺は割り切って読んでいきましょう、そうしよう。

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しかし、顔を歪めてしまうほどのナルサスの絵って、どんなものなのやら否が応でも気になるものだ。抽象画みたいな感じなんだろうか? 中世とかだと、生き写しかのような写実的なものを持てはやしているイメージがあるし、その逆ベクトルだというのは間違いなさそうだ。

現代でも、抽象画は理解できない、こんなの芸術ではないと切り捨てる頭でっかちな人はいるので、新しければ新しいアートほど理解されにくいものなのでしょう。


いかに士気というものが大事かを思い知らされる
それにしても、パルス王都の方も大変なことになってますな。や、大変どころか、ルシタニア軍に完全に占領されてしまったあげく、王妃まで捕らえられてしまう始末。野戦で1度負けてしまっただけで、ここまで大事になってしまうのか? と思わなくもないです。

でも、王自らが参加した戦争に敗北し、王自身は行方知れずとなってしまったならば、こういう結果になろうとも割と普通のことなのかもしれない(「桶狭間の戦い」も然り) 一度、敵軍を勢いづかせてしまうと、考え得る最悪な事態にまで陥ってしまうのは当たり前なのかもなぁ。

いかに士気というものが大事かを思い知らされる。王都内の奴隷たちを鼓舞したというのも相当大きかった。


イアルダボート教のモデルはイスラム教? キリスト教?
あと、このイアルダボート教を信仰しているルシタニアという国は、イスラム教圏の国がモデルになっているのだろうか? なにやらイアルダボート教は偶像崇拝を忌み嫌っているみたいだし、ちょっとイスラム教を想起させられるものだよね。

そんな中で、ルシタニア軍が着ている服装というのが十字軍っぽいデザインになっているのが気になってしまう。え、キリスト教がモデルなの? と、頭がこんがらがってしまうものだ。

イスラム教、キリスト教、共にどちらもモデルになっているし、どちらもモデルとなっているとははっきり言えない。モデルをガッチリと特定出来ないように、色んな要素を組み合わせているということなのかも。




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