アルスラーン戦記 3
今回から新キャラであるファランギースさんとやらが登場してきたけれど、ナルシストとはまた違った感じで、ギーヴ以上にすごい性格をした人物としか言いようがないものだ(ある意味大物)

戦闘の腕も確かなようで、何のためらいもなくルシタニア兵を殺しちゃったところは結構驚かされた。一応、神官なんだよねぇ? 殺生してもいいものなのか、その辺が気になってしまう。

時代背景的に鑑みて、人の命も軽いものなのかもしれないね。現代の倫理観で物事を図るのは野暮とはいえ、上記のような感想を持ってしまうのも仕方がない気がする。

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イアルダボート教の大司教なんかも、異教徒というだけで無茶苦茶なことをやっていることだし、宗教が絡むと狂人っぽく描かれてしまうのが悲しいところですな。

今の日本だと無宗教な人が多いから、自身の価値観と宗教が同列に語られることも少ないのだろうけど、一歩海外に出て行くとその辺は密接に関係しているものだから、色んな事象で熱くなっている人の立場も考えて読み進めていく必要があるのでしょう。

(しかし、大司教を見ていると、「ベルセルク」のモズグスを想起させられてしまう)


アルスラーンVSカーラーンにおけるご都合主義
それにしても、アルスラーン一行6人でカーラーンの部隊1000人を撃退してしまうとか、ここはさすがにご都合的に思えてしまった。100人で10倍の1000人を撃退したとかなら、まだ理解は出来るんだけど、6人でというのはさすがに少なすぎでしょう……。

ナルサスの策があったとはいえ、こんなに上手くいくものなんだろうか。ナルサスだって、ずっと戦場に出ていた軍師とかではなく、しばらく隠居していた身ですよ? 王に仕えていた時だって、別に軍人だったわけじゃないだろうに。

全ては、ぶっつけ本番。今の所、ナルサスの策で失敗したことは一度もないので、とんでもない智将が在野に埋もれていたのだと理解しておこう(自分の中で折り合いをつけるしかない)


x銀仮面の男の素性
それから、ついに銀仮面の男の素性が判明。なるほど、アンドラゴラス王の兄の子供(ヒルメス)だったわけか。自分の父親こそが「正統の王」だと主張、それで恨み辛みがあったということらしい。

確かに、2巻にてアンドラゴラスら兄弟が今の王妃を取り合って仲違いし、弟が兄を暗殺したというようなことが言及されていたよね。その辺の真偽は定かではないものの、自分の父親こそがと思うのは当然なことではある。

ま、全ての発端は「お家騒動」だったということ。うん、まあ、割とありがちなパターンですな。




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