人形の国02 久々の新刊。1巻の内容は結構忘れちゃっているけど、そのまま読み進めていこう。

何というか、相変わらず少年漫画的なベタな展開のオンパレードに思えてならないものだ。聴衆が観戦しているコロッセオみたいな場所でのバトルであるとか、SF作品なのに中世ファンタジーといったガジェットが出てきて驚かされる。

科学技術は発展してはいるものの、文化面は古いままなのかな? なんだか、ますます世界観がよく分からない。ロストテクノロジー物でもあるので、娯楽の部分は古きよき(?)時代へ回帰しているのかも、なんとなく。

【スポンサードリンク】


まあ、漫画的なことを鑑みて、ファンタジーの共通認識となっていそうなものを出した方が説明が少なくて済むというのもあるのでしょう。ある種“逃げ”というか、作者の怠慢に思えなくもないけれど。

SF作品なんだから、作者の頭の中にあるオリジナリティの奔流をこれでもかとぶちまけてしまえばいいのに、なぜそれをしないのか……。たぶん、読者が付いてこれなくなることも考慮しているのかもなぁ。

SFを苦手としている人も少なくないと思うし、どこまで設定を凝るかという点もなかなか難しいものだ(正直、ターゲット層をどこに置いているかにもよるとは思うけれど)


そんな中で、主人公の故郷の仲間が帝国側に洗脳され、敵として出てくるという展開に! これまたベタだなぁ……。しかも、その洗脳されている人物というのが、1巻で主人公に好意を持っているっぽく描かれていた子でしょ? うん、ありがちですな。

なおかつ、主人公の仲間として、ちょっとツンデレっぽい女の子まで登場してくるなど、キャラ造形もよくあるパターン。なんだか唐突に仲間が増えた感もあったし、物語を膨らませるための無理やり感が無きにしも非ず

あっれー、「シドニアの騎士」の時はもっと読んでいてワクワク感があったというのに、本作にはその辺を全く感じることができない。ほんと、いまいちハマりきれないなぁ。


一応、もう少しは惰性で読み続けるとは思うけれど、これは途中で見切りをつけそうな雰囲気がプンプンしております(そもそも、仮面ライダーっぽいキャラデザがあまり好きじゃないというのもある)




変身ヒーロー物っぽく見えてバトルに入り込めない…「人形の国 1巻」(弐瓶勉)

翻弄されまくりな序盤「シドニアの騎士 1、2巻」(弐瓶勉)







Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

« »

Post Navigation