天国大魔境01 「それ町」の石黒さん新作ということで手に取ってみたけれど、ファンタジーっぽいタイトルとは裏腹にSF作品なのですね、これ。

壁に囲まれた施設が「天国」で、壁の外の荒廃してしまった世界が「魔境=地獄」ということなのでしょう、なるほど。でも、管理社会を天国と言えるのか、はたまたイチから文明を構築していける自由さを地獄と言えるのか、価値観は人それぞれなのかもしれない。

一体、その2つの世界がどのように交錯していくのだろうか、その辺がこれからの楽しみになっていくのかな? 今の所まだ1巻目なので、世界観やら何やらまだはっきりよく分からないので、只々翻弄されるのみという感じですな。

【スポンサードリンク】


荒廃してしまった世界からして、15年前にどんな災害があったのか? 生存者はどのくらい? 行政はもう機能せず? 日本以外はどうなっているのやら? という疑問が沢山あるので、ほんとモヤモヤが募ってしまう。

日本以外は特に問題ないのなら、普通に支援が来ていてもおかしくなさそうだよね。しかし、そういった物が有るのか無いのかもはっきり描写されていないという切なさよ……。まあ、次巻以降に期待しよう。


★一人称「僕」な女子ばかりなのが気になる
あと、マルの同行者であったミクラさんの病気と、施設に住んでる少年の病気の関連も気になるなぁ。マルが持っている薬でそれを治せるのでは? と思ったりもしたけれど、それなら先にミクラさんに使ってそうな気がしないでもない。

そして、一人称「僕」な女子ばかりなのが否が応でも気になってしまう。キルコが実は○○○でした、というのも偶然の繋がりとは思えないし、登場している女子一様にして手術でそういうふうになっちゃっているのかもなぁ

見た目は女子でも脳は○○○なので、女子同士がそれぞれに恋愛感情を持ってしまう。キルコが鏡で見た自分に対しウットリしたのも、さもありなん(ま、あくまでも憶測でしかないけれど)


それにしても、キルコとマル、ミミヒメとトキオという2つの組合せが、両者ともに顔が似ているというのも気になって仕方がないね。こんなの絶対ドロドロとした真実しか待っていなさそうで、鬱展開ばかり想像してしまってヤバイヤバイ。

もうすでにグロい描写も出てきたりしているし、「それ町」みたいな日常系を求めていたら大変なことになること必至。続きは気になるが真実を知るのもなんか怖いし、1巻からして色々と考えさせられる作品だこと。




最終巻だと知らずに購入し、それなりの喪失感を今味わっております「それでも町は廻っている 16巻」(石黒正数)







Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

« »

Post Navigation