進撃の巨人 27巻 う~む、これまで壁内人類は一枚岩で結束しているイメージがあったものだけど、エレンが拘束されたことによってずいぶんとバラバラになってきた模様。

調査兵団内でもエレンの処遇に異を唱える者もいるし、民衆は彼を救世主のような存在として見ている。パラディ島と世界が繋がりを持ち始めたという矢先に、この内部分裂はなかなか辛いものがあるものだ。

こういう時こそ女王の求心力が必要だというのに、まさかの身重な体という最悪のタイミング。それでも何かしらの行動は起こせるだろうに、それをしないということは、やはり単に傀儡のような存在に過ぎなかったということか? いやはや……。

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エレンに信頼が置けないのなら、信頼できる他の誰かを巨人にして「始祖」を継承させるなんて話も出てくるなど、そりゃあ彼の信奉者も黙っておれるわけもなくザックレー総統をサクッと爆殺!

ほんと、いきなり過ぎてあまりの衝撃に思わずポカーンとしてしまった。ちょっと要人が簡単に死に過ぎじゃないですか!? セキュリティだの身体検査だの、警備はどうした警備は!!


★異母兄弟2人の怪しさがより増してきた
ザックレー総統曰く「エレンはジークに操られていると……我々は見ている」という発言直後の爆殺だったし、この異母兄弟2人の怪しさがより増してきた感が無きにしも非ず。

とはいえ、エレンがマーレ国で単独行動を起こしたのは、ジークの「秘策」を拒否したからなんだよねぇ? だとしたら、本当に2人の間に協力関係が築かれているのかは少し疑問ではある。


でも、両者がマーレで接触した時、具体的に何が話されたのか?

そのあたりの真相が定かではないし、ジークの思惑というのも未だ確定していないようで、エルディア国側が疑心暗鬼になるのも仕方がないね、本書を読んでるこちらだってモヤモヤが募るというもの。そりゃあ、エレンもジークも拘束されますわ(後にエレンは脱走するけども)


★壁内人類には全くと言っていいほど猶予なんてない
しかしながら、彼ら巨人の継承者は生命的な観点からしても時間がない、そしてパラディ島に世界連合軍による焦土作戦も計画されているとなれば、壁内人類には全くと言っていいほど猶予なんてないわけだ。これから一体どうするのやら……。

(50年掛けて軍事力を世界水準並みに底上げなんて話も出ていたけど、なんと気の長い話だこと)


こういう時に、アルミンによる世界平和だの対話で解決だのという話を聞くと、現実を分かっていないなぁと若干イラッと来てしまうのが玉に瑕。そもそも調査兵団という小さな組織だけ見ても分裂状態だというのに、平和がどうとか語るのはおこがましいよ、まったく。


まずは組織、次に民衆を纏めましょ。話はそれからだ。






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