真月譚 月姫 10巻 もうロア戦は終わっちゃったので、10巻は総じてエピローグという感じですな。志貴もまた学生としての日常に戻っているようだし、多少の脱力感が無きにしも非ず。

高校がバトルの舞台となったから一部校舎が倒壊したわけだけど、世間的にはどういう風に事を収めたのだろう? その辺がちょっと気になってしまう。耐震強度が云々かんぬんってことになったんだろうか。

たぶん、その辺はシエル先輩というか、教会が裏で根回ししたのだろうなと想像に難くないです。「Fate/Zero」でもそんな描写があったことだしね。

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で、アルクェイドのことを忘れることができず、彼女との約束を守るためにずっと教室で待ち続ける志貴。Fateの桜ルートみたいに、ずっと待ち続けたまま物語は終わるのかな? と思ったら、まさかのアルクェイド再登場! これはちょっと驚かされた。

なにやらロアが完全に消滅したので、彼に奪われていた力が戻ってきてなんとか蘇生できたんだそうな、なるほどね。


★好きだから、吸わない
しかし、結局のところ、「吸血衝動」の問題はまったく解決していないので、2人は一緒にいることが出来ない悲しさよ。


「俺の血を吸え」
「志貴の血はいらないよ」
「俺の血を吸えない理由なんてあるのか?」
「……うん。好きだから、吸わない」


ほんと、辛いわぁ、切ないわぁ……。「吸えない」みたいに遠慮した感じではなく、「吸わない」という確固たる強い意志を感じさせられるので、ほんと心打たれるセリフ(満面の笑みだし)

そして、夕焼けをバックに「愛してる」とか、Fateのセイバーとの別れを彷彿(セイバーの場合は朝焼けだけど) なかなかウルッとさせられるエンディングでありました、めでたしめでたし。


★すんごい取って付けた感のあるラストエピソード
このあと、おまけコーナーがあって、それから追加エピソードのようなものが描かれていた。

先生と再会する志貴。一体、どういう場所で出会うに至ったのだろう? 志貴が教会の人間のような言及のされ方をしている点も気に掛かる。未だシエル先輩に世話を焼いてもらっているんだろうか。


続いて、アルクェイドが眠る城に志貴が現れただと!? 「一緒に生きよう、アルクェイド」とは言うけれど、ちょっとハードルが高すぎませんかねぇ……。「彼女と長くいられる方法」を一応聞いて回ったとか、本当にそんな方法があるのなら真祖自身が知らないなんてことあるのか疑問なんですが。。

しかも、その具体的な方法をここでは一切言及されていないし(本当にそんな方法あるの?)、すんごい取って付けた感のあるラストエピソード。いやぁ~、これは蛇足であったと思わずにはいられない。

正直、志貴がアルクェイドの城を見付けたところで終了でも良かったのでは? そんな気がする。


それにしても、本書読了後にネットで原作(PC版)のネタバレ感想を読んでみたけれど、女性陣ほぼ全員分のエンディングとかあるのですね、ほーん。あの双子メイドの話とかめちゃくちゃ興味深い。



ずっと長く生きてたけど、今くらい幸せな時間はなかったよ「真月譚 月姫 9巻」(佐々木少年)

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