DQH2までやることもないので、約1年ぶりに「タクティクスオウガ」をやっていきます。
なんとなくNルートを目指して、周回プレイではなく最初から進めてみる。
Nルート自体は以前やったことがあるものの、本ブログで感想を書いていないのでチョイス。
正直、内容的にどっちつかずな選択をすることになるので、あまり面白いものではないけどね。
しかし、考えがブレたり変わっていったりすることの方が、非常に人間臭く感じるし、
このルートこそが正史と呼べるのでは? と、ちょっと思わなくもないや。
むしろ、自身の信念を貫き通すことの方が難しいんじゃないの? と思わずにはいられない。
なおかつ、主人公は10代なのだぜ!? 色んなものに影響を受けてしかるべきだと思うんだ。
彼らの行動を見て日和見だとか言っちゃう人は、さぞ高尚な人生を送っておられることでしょう。
理解できないことと、想像できない(しない)ことを一緒くたにしてはいけません。
そんな中で、一番現実的な考え方をしているのがニバスになるのだろうなぁ。
政治や戦争とは一線を引いて生きていることだし、現代人的な感覚を持っている気がする。
でも、職業ネクロマンサーだから、同時に一番ファンタジーしているとも言えるけれど。
(レオナールさんも現実主義者ではあるものの、非常に不器用な感じだよな……)
そして、敵(ガルガスタン人)にたしなめられるデニムくん。

確かに、血気盛んなことは悪いことではないとはいえ、
全ての事象に介入しようと思うこと自体がおこがましいことなんだよね。
自分の手で“真の平和”を築こうとする、その信念は素晴らしいとは思うけれど、
身の丈というものがあると思うのです。なかなかこの青臭さについていける仲間も少なそう。
(ちなみに、このブレッゼンさん。仲間内で陰湿なイジメを受けていた可哀想な御仁)
それにしても、相変わらずシスティーナさんは好戦的だこと。

こういった行動を見ていると、やっぱりヴァレリア解放戦線って過激派なのでは!?
と思ってしまい、ちょっと見方が変わってきちゃうから大変だ。
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